よくあるご質問

紫外線は肌にどんな悪い影響をあたえるのですか。

肌に影響のある紫外線には紫外線A波(UVA)、紫外線B波(UVB)がありそれぞれ肌に与える影響は違います。

  • 紫外線A波(UVA)は皮膚の真皮層にまで届き、肌の黒化や老化(シワやたるみ)を促進させるといわれています。
  • 紫外線B波(UVB)は皮膚の表面に作用して赤く炎症を起こす紫外線で、日やけによるシミ・ソバカスの原因といわれています。
化粧品があやまって目に入ってしみましたが、大丈夫でしょうか。

あやまって目に入ってしまった時には、すぐに水またはぬるま湯で洗い流してください。しばらくしても痛みや異物感がなくならない時には、化粧品以外の原因も考えられますので、早めに眼科専門医に行かれることをおすすめします。化粧品の原料は、安全性に配慮されたものが使用されていますが、目の粘膜は非常にデリケートですので、化粧品は目に入らないようにご注意ください。

誤って化粧品を口に入れて飲んでしまいましたが、大丈夫でしょうか。

化粧品の原料には安全性の高いものが使われていますので、少量であれば誤って飲んだり、食べたりした場合でも、すぐに危険を伴うことはありません。下記の基本の応急手当をしていただき、しばらく様子を観察してください。ただし、少しでも様子に異常がみられた場合や多量に摂取した場合、下記の注意を要する商品(ネイル、除光液やアルコール高配合の商品)を摂取した場合は、誤飲・誤食した化粧品と、全成分が書かれているものを持参し、ただちに医師の診察を受けてください。(成分表はホームページ内で商品ごとにご覧いただけます。)

<基本の応急手当>

  • 口の中に残っているものを水でゆすぐか、濡れたガーゼなどでよく拭きとってください。
  • 口にしたものを薄めるために、水か牛乳(乳製品)を飲んでください。
  • 吐いたものが気管に入ると肺炎を起こすことがあり危険ですので、無理に吐きださないでください。

<ネイル、除光液の応急手当>
ネイルや除光液は少量であっても粘膜に炎症を起こすおそれがあり危険ですので、ただちに医師の診察を受けてください。

  • 口の中に残っているものを水でゆすぐか、濡れたガーゼなどでよく拭きとってください。
  • 体内への吸収を促進してしまい危険ですので、何も飲まないでください。
  • 吐いたものが気管に入ると肺炎を起こすことがあり危険ですので、無理に吐きださないでください。

<香水、ヘアトニック、育毛剤、消毒液などのアルコール高配合の商品の応急手当>
アルコール高配合の商品をたくさん飲んだ場合は急性アルコール中毒になるおそれがあり注意が必要です。

  • 口の中に残っているものを水でゆすぐか、濡れたガーゼなどでよく拭きとってください。
  • 口にしたものを薄めるために、水か牛乳(乳製品)を飲んでください。
  • 吐いたものが気管に入ると肺炎を起こすことがあり危険ですので、無理に吐きださないでください。

<小さなお子さまが誤飲・誤食してしまった場合>
小さなお子さまの場合は、少量の摂取であっても注意が必要です。上記の応急手当をしていただき、必要に応じて誤飲・誤食した化粧品と、全成分が書かれているものを持参し、ただちに医師の診察を受けてください。自己判断が難しい場合や、少しでもご心配なことがある場合は、医療機関にご相談いただくことをおすすめいたします。

誤飲・誤食は小さなお子さまや認知症の方だけではなく、誰にでも起こる可能性があります。誤って口に入れることのないように飲食物や口に入れるものと、化粧品などは区別がつきやすいように保管場所には十分注意しましょう。また、使用後は必ずキャップをきちんとしめ、小さなお子さまの手に届かない場所に保管しましょう。

家庭での誤飲・誤食を防ぐにはどうしたらいいでしょうか。

誤飲・誤食は小さなお子さまや認知症の方だけではなく、誰にでも起こる可能性があります。
特に洗面所は飲食物、洗剤、化粧品などが混在し、歯磨き粉と間違えて洗顔料をうっかり口に入れてしまったなどがよくある例です。
また、ご高齢になると、味やにおいを感じにくくなることがあり、多量に飲んでしまうことがあります。眼も見えにくくなるため、気づきにくく注意が必要です。

<家庭でできる対策>
家庭内で起こりやすい場所は、キッチンや洗面所です。
次のような対策をおすすめします。

1.飲食物や口に入れるものと化粧品などは、取り違えないよう置き場所を分けましょう。
2.新しい商品を買ってきたら、家族間で情報共有し、見慣れないものがないようにしましょう。
3.誤って口にしないように『化粧品』『洗顔料』などの大きめの目印(※)をつけましょう。

※目印を付ける際は、商品パッケージの説明・注意書きなどの表示を隠さないようにしてください。

妊娠中に使ってもいいですか。

今までお使いいただいている化粧品でも、妊娠時などお肌が敏感になっている場合もありますので、パッチテストでお確かめください。

どんな成分が入っているか教えてください。

ちふれ化粧品では、すべての商品の全成分・分量とその配合目的を公開しています。ホームページ内で商品ごとに成分表をご覧いただけます。
当社では、原則として商品にも、全成分だけでなく分量・配合目的も記載しています。一部スペースの都合で表示できない商品についてはホームページでご確認ください。

※医薬部外品の成分表示について

ちふれ化粧品の成分、分量の表示について教えてください。

ちふれ化粧品では、配合目的別に配合量の多い順番に表示していますが、『医薬部外品』では有効成分を分けて表示する必要があるため、有効成分を表示した後、その他の成分を配合目的別に配合量の多い順に表示しています。  

アルコールが入っているか知りたいのですが。

化粧品には必要に応じてアルコールが配合されており、成分表示で確認することができます。
成分表示に「エタノール」、医薬部外品では「エタノール」、「無水エタノール」と記載があればアルコール(エタノール)が含まれています。
「無水エタノール」以外に、「○○アルコール(エタノール)」という名前がついている成分もありますが、化粧品で一般的に言われているアルコールとは別の成分で、性質が異なりますのでご注意ください。

なお、ちふれ化粧品では、すべての商品の全成分・分量とその配合目的を公開しています。ホームページ内で商品ごとに成分表をご覧いただけます。

ノンアルコール化粧品の方が肌に安心ですか。

化粧品には必要に応じてアルコールが配合されており、アルコールがお肌に合わない方には、ノンアルコール化粧品をおすすめします。
成分表示では「エタノール」、医薬部外品では「エタノール」、「無水エタノール」と表示されています。

界面活性剤は肌によくないのですか。

界面活性剤は、水分と油分、水分と粉末など、そのままでは均一に混ざり合わないものをなじみやすくするはたらきがあります。化粧品に使用されている界面活性剤は、安全性テストをクリアしたものが使用されています。ちふれ化粧品では、安全性を最優先とし、環境に対してもやさしいものを厳選し配合しています。
成分表示では、「乳化剤」「可溶化剤」「分散剤」「クレンジング成分」「洗浄成分」と表示されています。

鉱物油は肌によくないのですか。

鉱物油は石油を精製して得られます。石油は太古の生物が長く地下に眠っている間に変化したもので、化学的には有機物と言い、生物と非常に関係深いものです。過去、粗悪な鉱物油を使用した化粧品が出回り問題が起きたことがあり、「鉱物油はお肌に悪い」という誤解が生じたようですが、当時の原因は鉱物油そのものではなく、混入した不純物であったことがわかっています。現在、化粧品に使用されている鉱物油は十分に精製され、変化しにくく、無味・無臭で肌への刺激も少ない成分です。
一般的に鉱物系の成分より、動植物系の方がお肌にやさしそうな印象を受けますが、動植物系、植物系にも肌に刺激がある場合もあります。ちふれ化粧品ではたくさんの成分の中から、鉱物系、動植物系にかかわらず、安全性の高いものを厳選して使用しております。
成分表示では「ミネラルオイル」(医薬部外品では「流動パラフィン」)「ワセリン」と表示されています。

防腐剤は入っていますか。

防腐剤は化粧品を使い終わるまで品質を保持するために必要不可欠な成分で、安全性の確認されたものを使用しています。化粧品を最後まで安全に快適にご使用いただくため、防腐剤を配合することで雑菌などが混入して起こる中身の変質を防ぎます。当社で配合している防腐剤は安全性が確認されている成分ですが、使用量や体質によっては、アレルギーなど、刺激となる場合もあります。ご自身の肌状態など必要に応じて、パッチテストなどでお肌に合うことをご確認の上お選びください。

紫外線吸収剤は、肌によくないのですか。

紫外線を防止する成分には、紫外線を吸収する「紫外線吸収剤」と反射・散乱させる粉体の「紫外線散乱剤」の2種類があります。
紫外線吸収剤は、吸収剤そのものが紫外線を一度吸収してから熱などのエネルギーに変えて外に放つ働きがあります。

紫外線散乱剤は、紫外線をはね返して外に散乱させるという働きがあります。
紫外線散乱剤は、酸化チタン(主に紫外線B波を防止する粉体)や、酸化亜鉛(主に紫外線A波を防止する粉体)などの粉体です。

肌への安全性のテストをクリアした成分を使用しておりますが、紫外線吸収剤が肌に合わない方には「紫外線吸収剤無配合」の化粧品をおすすめします。

●紫外線吸収剤無配合の化粧品
日やけ止め:日やけ止め ミルク UV マイルドUV サン ベール クリーム(WP)
化粧下地:メーキャップ ベース クリーム UV
ファンデーション:モイスチャー パウダー ファンデーション(詰替用)BB クリームナチュラル メーキャップ クリーム UV

金属アレルギーなのですが、化粧品に金属は含まれていますか。

メーキャップ化粧品には、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタンといった金属に由来する成分が含まれていますが、金属アレルギーの原因となりにくい成分です。しかしながら、どの様な物質がアレルギーの原因になるかは個人により差がありますので、使用につきましては医師に相談されることをおすすめします。

病院でMRI検査をすることになりました。化粧品を使用して受診しても大丈夫でしょうか。

MRI検査は、強い磁界の中で人体に電磁波を当てたときの磁気共鳴を利用して、体内の様子を映し出す検査です。
そのため、「酸化鉄」、「酸化亜鉛」、「酸化チタン」といった金属に由来する成分が含まれている化粧品※を使用すると、電磁波に影響を及ぼし正しい検査が出来ない可能性があったり、検査中にお肌が熱く感じることがありますので、MRI検査では一般的にメイクを落とすよう諸注意があります。

MRI検査を受けるにあたっては、商品およびホームページ内の成分表をご確認いただき、病院の専門医や検査担当の技師にご相談ください。

※日やけ止め効果のあるスキンケア商品、日やけ止め、ファンデーションや化粧下地などのベースメイク商品、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブローなどのアイメイク商品、口紅やチークなどのポイントメイク商品、ネイルなど。