「詰め替え化粧品」の歴史

「詰め替え化粧品」の誕生からこれまでの歴史を
ご紹介いたします。

1974日本初の詰め替え化粧品が誕生

業界に先駆けて、1974年6月25日に、化粧水、乳液、クリームなど25商品が誕生。発売当初は、本体容器に比べ簡易的なパッケージで、キャップのない、先端をハサミで切って開封するチューブタイプでした。
省資源と価格維持の両方を実現した「詰め替え化粧品」は、当時、社会に対して環境保護の大切さを感じていただくきっかけにもなりました。

1997チューブタイプから
パウチタイプへと進化

詰め替え化粧品の開発から23年が過ぎた1997年。
より省資源を目指した結果、容器はパウチタイプに進化しました。
この変更により、さらに使用樹脂量を大幅に削減することが可能となりました。

年間約1,162万本分の
資源を節約(2019年データ)

容器の改善を積み重ね、2019年には年間455トン※1、化粧水ボトルに換算して年間約1,162万本分※2の樹脂を節約することに成功しました。

  • ※1 455トン:2019年度ちふれブランド詰替用対象商品52商品の年間樹脂削減量。
  • ※2 約1,162万本分:ちふれブランドの詰め替え化粧品年間樹脂削減量を「化粧水とてもしっとりタイプ」本体ボトル重量(39.14g)で換算。

詰替用は本品よりも売れている!?

パウチタイプの詰替用は、実は本品に対し約1.7倍の出荷量となっています。
このことから、詰替用のご愛用者が多いこと、また同じ商品を繰り返しご使用いただいていることが伺えます。

1999詰め替えに便利な「じょうご」を
開発、無料で配布

パウチタイプはお客様にご好評いただいたものの、一方で「チューブタイプに比べて詰め替えにくい」「こぼしてしまう」という声も寄せられました。
そこで、口の細い容器にこぼさず簡単に注げるよう「じょうご」を開発し、対面店での無償配布を開始しました。
この「じょうご」は、容器生産の際に出る端材を原料として再利用したものです。お客様の声から生まれたちいさな工夫が「省資源」と「利便性」の両立を実現しました。

※画像の商品は2022年2月末現在のものです。

現在44商品で詰替用を展開中

発売当時は、25商品だった詰め替え化粧品。今ではスキンケアだけでなく、メイク、ヘアケアまで広がり、44商品で詰替用を展開中です。

詰替用の中の隠れたヒット商品

数ある詰替用の中でも高い反響をいただいているのが1本385円(税込)の口紅。発売以来約4200万本を販売しているヒット商品です。(2020年5月末時点)
カートリッジタイプの口紅なので、色とケースの組み合わせは自由自在。ケースを何度も再利用しながらお使いいただけます。

環境省の環境保全活動に
参画しています

パウチタイプへの変更や詰め替え商品の展開により、
1年間で約400トン※のCO2排出量削減に
貢献しているちふれ。
様々な地域・団体・企業の技術や取り組みにより
低炭素社会をつくる、
というコンセプトの
環境省「Fun to share」の取り組みに参画しています。
ちふれは、これからも詰め替え化粧品の開発・普及促進を通して、
省資源化と低炭素社会を実現します。

  • 400トン:2013年4月~2014年3月のちふれブランドの詰替用商品に
    よって削減された樹脂量をCO2削減量に換算。(ちふれ化粧品調べ)

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