今ではちふれのあたりまえとなっている「無香料・無着色」。そこには、「誰もが安心してお使いいただける化粧品をお届けしたい。」というちふれの想いが込められています。
肌に本当に必要なものだけを
成分や香料について世間が関心を持つ以前から、ちふれの基礎化粧品は「無香料・無着色」にこだわり続けてきました。
ちふれが無香料に着目したわけは、かつての香料は精製*が粗いものも多く、それが原因で肌トラブルを引き起こすことがありました。そこで、お客様に安心して使っていただけるように、「肌にやさしい化粧品を提供する」という姿勢のもと、思い切って香料を抜く決断をしました。精製技術が向上した現在でも、香料が肌に合わない方がいらっしゃることから、ちふれは無香料の姿勢を貫いています。
さらに、着色料について言えば、本来は基礎化粧品には配合する必要がないものです。
肌にやさしい化粧品を提供する。「無香料・無着色」は、お客様の肌を想うちふれの姿勢から辿り着いた答えのひとつです。
*不純物をできるだけとりのぞくこと
人が「感じる」部分も大切に
無香料の化粧品開発で、毎回悩まされるのが原料そのもののにおいです。原料のにおいが苦手と感じる方もいらっしゃることから、ちふれでは原料の選定段階からこだわっています。
においや質感などの人が「感じる」部分は、必ず“鼻”や“肌”で、心地よく感じられるかを何度も確認し、香料を使わないため、においの少ない原料を選定するためだけに数多くの原料のにおいを嗅ぐこともあります。
膨大な時間と労力を費やす工程ですが、お客様を想うと妥協できません。心地よくお使いいただくのはもちろんのこと、誰もが安心して使える化粧品をめざして、研究改良し続けています。
正直に、まっすぐに
「無香料・無着色」は「無添加」ではありません。
近年ネガティブな印象のある防腐剤も、お客様が安心して使い続けていただくために、実証した結果を踏まえ、本当に必要な分量を見極めて配合しています。また、一方で新たに注目される成分でも、肌に必要なければ配合しません。「無添加ではない」のは、「必要な理由」が必ずあるから。ちふれは時代が変わっても正直に発信し続けています。
時代に合わせて、使用感や機能は高めても、そういった根本的な想いをゆずらないからこそ、50年間受け継がれ、これからも使い続けていただける商品をお届けできるのだと信じています。