夏に向けて気温が高くなってくると、なんとなく肌のべたつきやテカりが気になりますよね。
「皮脂や汗などのよごれ」がいつも以上に肌に残りやすいこの季節は、基本のスキンケアである「洗顔」が特に大切です。よごれをしっかり落としつつ、肌をすこやかに保つために洗顔方法の基本を見直してみませんか?
NG洗顔していませんか?
洗顔の時間、鏡に映ったべたつく肌の自分を見て「スッキリしたい!」という気持ちになりますよね。はやる気持ちで、洗顔料をたくさん手に乗せて、ゴシゴシこすり洗い…。
一見、よごれが落ちてスッキリできそうな洗顔方法ですが、これはおすすめできないNG洗顔です。
洗顔に大事な「量」「泡立て」「洗い方」の3つのポイント
NG洗顔をすると、肌へ負担がかかってしまいます。一方、正しい洗顔ができるようになると、肌への摩擦を抑えつつ気になるべたつきもスッキリして肌を清潔にすることができます。
①洗顔料は適量を
必要以上の量を使うと、肌に触れる洗浄成分が濃くなり、肌のうるおいがうばわれて負担になりがちに。反対に少ないと泡立ちが悪くなります。まずは商品の表示を見て適量を確認することが大事です。
②泡立てはしっかりと
泡には、よごれを吸着したり、皮フへの摩擦を小さくしたりする役割があります。しっかり泡立てることが、特に重要です。
忙しいときには、泡で出てくるタイプの洗顔料を使用するのもおすすめです。
③洗い方はやさしく、なでるように
よごれが気になるからといってゴシゴシこすると、手の摩擦によって肌トラブルの原因になることがあります。
【ふわふわ泡の作り方】 泡立てのコツは「手のかたち」と「水を加えること」
洗顔ネットなどを使うと簡単に泡立てることができますが、実は私たちの手でもキメの細かいふわふわの泡を作ることができます。手でつくる泡立て方法をマスターすれば、急なお泊りや旅行先などでも泡立て洗顔が可能に。いつでもどこでも肌にやさしい洗顔ができます。
基本の洗顔方法については「スキンケアの基本ステップ」でも詳しく紹介しています。ぜひチェックしてくださいね。
洗顔の前と後のケアも大事なポイント
洗顔前のクレンジングは大事なステップです。クレンジング料は、メイクなどの油性のよごれを落とします。化粧くずれしにくいファンデーションや落ちにくい口紅などをメイクとなじみやすい成分できれいに落とすことができます。一方、洗顔料で落とすのは、汗などの水性のよごれや余分な皮脂やホコリなどのよごれ。メイクを落としたあとのクレンジング料の油膜や古い角質なども取り除きます。
また、洗顔後のケアも忘れずに。洗顔をしたあとの素肌は、乾燥しやすくなっています。必要な水分や保湿成分、油分をたっぷりと与え、すこやかな肌を目指しましょう。